エルサレムからパレスチナへの道
日本のニュースではガザ地区とイスラエルの戦闘が目立ってしまうので、パレスチナ自治区というと銃弾が飛び交う戦場のイメージになってしまうようだ。
パレスチナ自治区の中でもヨルダン川西岸地区は治安が安定しており、旅行者でも行くことができる。
かく言う私も、それまでパレスチナ自治区について詳しく知らなかった。
下調べをする中で、イエス・キリストの誕生の地であるベツレヘムはパレスチナ自治区にあり行きやすいと知ったことから行ってみることにした。
エルサレム市内からベツレヘムに向かうため、アラブバスに乗った。
バスの窓から写真を取ろうとすると、時々有刺鉄線が映り込んでしまう。
上手く取れないなー邪魔な有刺鉄線だ、と呑気に思っていたのだが、これこそがイスラエルとパレスチナ自治区を分断するものだった。